復刻記事本文(2008年11月30日)
サガン鳥栖のホーム・ベストアメニティスタジアムでは今季のリーグ最終戦。
J2の昇格争いはまだ決着がついていないので、次週の最終節まで激しい争いをするためにもサガンには負けるわけにはいかない戦い。
勝てば3位以上が確定するベガルタ仙台は、サポーターも結構な数来ています。試合前の声出しも気合い入ってます。
Jリーグでも屈指のサポーターを相手に、サガンここにあり!を見せたい。
そんな快晴の、まさにサガンブルーの空の下でキックオフ。
試合は、前半に藤田選手、内間選手のゴールでサガン先行。
ベガルタ仙台が1点返した後、サガンは藤田選手のゴールで3-1として折り返し。
後半も両チームの攻めが拮抗し、互いに守り合う展開。
終盤に来て後半42分、三度藤田選手がゴールを決める。
4-1でサガン鳥栖の勝利。
順位は6位のままながら、3位との勝ち点差は3でさらなる上位進出の可能性を残しました。
何といっても藤田選手のハットトリック!
自身初だそうで。勝利後のインタビューを受ける表情も嬉しそうでした。
アシストの流れもスムーズな得点が続き、今日は攻めの方は見事としか言いようがありません。
内間選手の2点目もセットプレーで後方からの厚い攻め、今まで見ることの無かった形であった気がします。ナイスゴール!
守りの方も1失点後に崩れることなく、ゴールを破られそうな時も何度かありましたがよくしのぎました。
今試合は出場できなかった広瀬選手の活躍、また天皇杯で神戸をぶちぎった勢い、いい結果は確実に出してきているようです。
そして今日の勝利で、可能性はゼロに近いと言えど最終節までJ1昇格のチャンスを残すことになりました。
サガン鳥栖にとってJ1という世界はもはや夢物語ではなく、みんなの手の届くところに位置する存在だと思います。ホントに「夢結蹴」する時は近いです。
残り1試合と天皇杯、これらのゲームを大事に戦って精一杯応援して、もうすぐそこにあるJ1の世界へ、サガンブルーの虹をかけましょう!
それにしても、ベガルタ仙台のサポーターは最後まで見事な応援でした。
ああいうリズムの応援は速すぎず難しすぎず、誰でも参加できますね。勉強になります。
なかなか昇格にまでいたらなかった数シーズンの思いも込めて、大事な最終節に臨んでほしいですね。
帰り際には、勝利祝いにJR鳥栖駅ホームのかしわうどん。
これがぅまーなんだ。これが。(^-^)
写真
試合リンク
2008Jリーグ ディビジョン2 第44節
サガン鳥栖 vs ベガルタ仙台
ベストアメニティスタジアム