【 J2 】 2 万人を超えたベアスタ

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復刻記事本文(2008年9月20日)

※この記事は文章のみだったので、写真を追加して復刻しました。

今季最後のJ2九州ダービーは、サガン鳥栖とロアッソ熊本との一戦。

「ブリヂストンDAY」として鳥栖スタジアムを満員にする動員企画で、06年シーズンから今年で3回目だとか。
発端はひとりの少年の夢からだと言います。よい企画ですね。(^-^)
一部の席を除いて前売りにして売り切れが続出し、普段3階サポーター席で観ている私もやむなくバックスタンドのプレミアB席、それも立見で観戦。

北側サポーター席とバックスタンドの間から
試合前選手入場・整列
ホームゴール裏・サガン鳥栖側ビッグフラッグ
ビジターゴール裏・ロアッソ熊本サポーターと大旗

スタジアムに入った瞬間、息を飲みましたよ。
スタンドが観客で埋め尽くされた姿。
大半を彩るサガンブルーと、アウェーに固まって映えるロアッソの赤と。
感動の光景でした。
私もこの場にいられて嬉しい限りです。

結局、入場者数は21029人だったそうで。
見事2万人超え達成ですね。よかった。

試合終了のホイッスルが鳴るとその場に座り込んだり仰向けになる選手も。激闘。

試合はロアッソが2-1で逆転勝ち。
サガンがFW廣瀬選手のゴールで先制したものの、ロアッソが前半終了間際に追い付き、さらに後半に勝ち越し点をあげて逆転しました。

見ていてロアッソの方が終始気持ちで勝っていた気がしました。
この九州ダービーにかける思いにホームの壁を破ろうとする熱さ、貪欲さを感じました。
逆に、サガンはそのプレッシャーに押された隙を突かれて2ゴールを奪われたように見えます。いや、壁を破られたという表現でもよいかな。
少し身体の疲れがあるような、コンディションが悪いような、そんな動きの悪さを感じたのですが、大丈夫でしょうか。
最終盤に向かう追い込み時期なので、より大切に身体のケアをして試合に臨んで欲しいところです。

鳥栖を応援する側から見ても、ちょっとショックな敗戦ですね。
しかし、試合終了後の挨拶で選手たちの悔しさも伝わってきました。
悔しさを共有できるのだから、次は勝って喜びを分かち合いましょう。

勝利しサポーターと喜びを分かち合うロアッソ熊本の選手
敗れたサガン鳥栖選手たちがホームゴール裏へあいさつ

それにしても、ロアッソ熊本のサポーターは素晴らしい応援でした。
正直ホーム側の応援をも上回っていたのではないでしょうか。
近い将来、より高い舞台で、赤と青とでスタジアムを二分する中で戦えるような、そんな素晴らしいライバルになるように見えました。

記事を振り返って(2023年5月6日復刻)

試合も熱かったのですが、スタンドの人の多さとピッチを見つめるまなざし、
それに両サイドのサポーターの声援が響く「いつもと違うベアスタ」を体感した一日でした。

ブリヂストンデーということで、ブースや展示もブリヂストン様の協力で賑わいを見せるのが特長。
車のことは詳しくないのですが、ブリヂストンのタイヤが輝くスポーツカーの展示もあったり。

ブリヂストンデー

鳥栖市の小学生の「鳥栖スタジアムを満員にしたい」という夢から始まり、多くのスポンサー企業や鳥栖市の人たちが協力して始まったサガン鳥栖の一大集客プロジェクトともいえるマッチデーです。

2006年に始まったプロジェクトは、2007年にブリヂストン様がマッチスポンサーになることで「ブリヂストンデー」として毎年一回のいわばお祭りとして定着し、2019年まで行われました。
J2からJ1へとサガン鳥栖がステップアップしていく中でも続けられました。

 株式会社ブリヂストンでは、これを機に2007シーズン以降「ブリヂストンデー(通称BSデー)」と銘打った冠試合を毎年実施(~2019シーズンまで)。
 2008シーズンの「BSデー(9.20 対ロアッソ熊本)」では、鳥栖、久留米、甘木、佐賀の4工場の強力なバックアップ体制により「2万人結蹴」を目標に掲げ、株式会社ブリヂストン、クラブ、行政の一体となった取り組みにより、念願の入場者数21,029人のスタジアムレコードを記録。その際には、市職員も60名規模のボランティアで運営に協力した。

鳥栖市ホームページ – サガン鳥栖に関する取り組み

鳥栖市のホームページにはサガン鳥栖を応援する数々の取り組みが紹介されていますので、ぜひご一読を。

鳥栖市ホームページ

コロナ禍もあり、今は少しサガン鳥栖と離れてしまってはいますが、このように長年クラブを支えてくれたご恩を忘れることはありません。
またいつか、ご縁が訪れるときがあれば。その時を楽しみにしています。

そうそう、私がサガン鳥栖を応援するきっかけの一つには、
サガン鳥栖のユニフォームの背中に燦然と輝く「BRIDGESTONE」のロゴがあります。
(2013シーズンまで背中スポンサー、2020シーズンまでパンツ前面スポンサー)
小さくて弱いとからかわれ続けていた地方クラブに、世界にその名をとどろかせる名前が背中についている。
こんなカッコいいことないよね。

誰彼問わずおらが街のチームを支え、応援するという思いを噛みしめ、常に大切にしていきたいと思わせるスポンサーとの関係が今考えても素敵ですし、この思いはずっと持ち続けてサガン鳥栖を応援していきたいです。

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この記事を書いた人

なんとなくブログ復活させてみました。
普段はTwitterで生存確認ができます。
他にもInstagramやnoteもやってます。

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