はじめに(2024年11月24日復刻)
2011年11月20日
過去の記録を振り返ると、この日は特別な「スポーツ尽くし」の一日でした。
サッカーJ2のサガン鳥栖戦(ベストアメニティスタジアム)と、プロ野球日本シリーズ第7戦(福岡Yahoo! JAPANドーム)という二つの熱戦をはしご観戦した日。
懐かしい写真を交えながら、その日を振り返ります。
【第1ラウンド】サガン鳥栖 vs ギラヴァンツ北九州 ~ J1昇格を目指して
秋晴れの日の朝。
特急で博多から鳥栖に到着し、まずは恒例の「かしわうどん」で腹ごしらえ。
JR鳥栖駅のホームにある「中央軒」さんのお馴染みの味。
このルーティンは、今も変わらない私のお気に入りです。
サガン鳥栖の本拠地・ベストアメニティスタジアム(現:駅前不動産スタジアム)に向かうと、青い空の下でサポーターたちの熱気がすでに満ち溢れていました。
選手入場のとき、バックスタンドには大きなフラッグが掲げられ、「GO J1」の文字が浮かび上がります。
キックオフ前のこの瞬間、既に会場全体が一つになっている感覚がありました。
試合は激闘の末、ギラヴァンツ北九州の逆転勝利。
しかし、悔しさを胸に次へ進むサガン鳥栖サポーターたちの姿に、チームへの強い愛情を感じました。
【第2ラウンド】日本シリーズ第7戦 ~ ホークスの日本一の瞬間
サッカーの試合の余韻に浸る間もなく鳥栖から特急で博多へ戻り、地下鉄で唐人町駅へ。さらに徒歩で福岡Yahoo! JAPANドーム(現:みずほPayPayドーム)へ向かいます。
辺りは既に日が傾き、冷たい風が吹いていましたが、スタジアムは熱気に包まれていました。
34,737人が見守る中、日本一が決まるとあって試合は緊張感漂う展開に。
外野席では青いフラッグが揺れ、ホークスファンの声援が響き渡ります。
福岡ソフトバンクホークス8年ぶりの日本一が決まった瞬間、会場は歓喜の渦に包まれました。
【延長戦】翌日、藤井投手のもとへ ~ 感謝を胸に唐津へ
翌2011年11月21日、快晴。
ホークスの日本一を報告するため、唐津にある藤井将雄投手のお墓を訪れました。
穏やかで静かな海風で冷える中で手を合わせ、日本一の喜びと感謝を伝えました。
帰り際にはJR唐津駅のラーメン店「きあげ」で一杯のラーメンを楽しみ、この特別な2日間を締めくくりました。
おわりに
こうして振り返ると、2011年11月20日は、スポーツの力とその魅力を存分に味わった特別な一日でした。
サッカーと野球、二つの熱戦を追いかける中で感じた興奮、悔しさ、そして喜び。
そんな感情のすべてが、あの秋の日をより鮮やかに記憶に刻み込んでいます。
これからも、スポーツの持つ魔法を楽しみながら、新しい思い出を作っていきたいと思います。
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